市営住宅に浴槽設置、岡山市が明らかに。

山陽新聞の記事によりますと、
岡山市営住宅について2015年度から順次浴槽設置をする考えを明らかにしました。

これは2日の岡山市議会個人質問で共産党の東毅議員の質問に対して、
岡山市側が明らかにしたものです。
この中では東氏が現状を指摘し、改善を求めたのに対し、
山崎康司都市整備局長は
「市営住宅は「住」のセーフティーネットの中核。居住性向上の観点から浴槽設置も必要。できることから取り組みたい」と述べました。

市住宅課によると、入居募集する空き住戸のうち、当面建て替え予定のない物件に浴槽を取り付けるとのことです。
2015年度は40戸程度を予定とのことです。

岡山市営住宅5597戸のうち、浴槽がないのは約半数の2858戸で、
1977年以前に作られた住宅はほとんど設置されておらず、入居者は自費で取り付け、
退去後に撤去しています。

岡山市営住宅に入居するときにはお風呂の自費設置がネックになっていましたが、
お風呂を備え付けにしてくださるというのは、入居時の金銭負担を減らし、
入居率向上につながると思います。
来年度以降も随時設置とのことですので、今後の拡充を期待いたします。


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